御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート2020(後編)
2地域居住ってやっぱり大変?
参加者からの質問もいただきました
参加者:昨年、浅間山で噴火がありましたが、御代田ではどれくらい粉塵がくるのでしょうか。何か備えたりしていますか?
和田さん:前回の噴火の時は御代田は何もなくて。全く気づかずにお店でお客さんとおしゃべりをしていて、ニュース速報を見た実家から「大丈夫なの?!」と慌てた電話がきて(笑)それで噴火を知ったくらいでした。翌朝、町内放送で状況のアナウンスもあったので安心して過ごしました。
大北さん:御代田はほとんど影響が無いので私も対策はしていないのですが、軽井沢の勤務先だと避難訓練を定期的に行ったりしています。軽井沢で家を建てた知人は、粉塵を払う専用のホウキを備えたり、サンルームまでは作らなかったけどベランダを覆うものは用意したと言っていました。
参加者:いまフルタイムで働いているということですが、転職活動の仕方などを教えていただけますか?
大北さん:インターナショナルスクールの人事部門をしています。人事として他の企業さんとお話をしていると、求人方法はインターネットの求人媒体よりもハローワークや地元情報誌に掲載を出すのが一般的ですね。なのでネットだけではなく、そういう所で探すといいかと思います。求人傾向としては、事務職は少な目ですが応募者も少ないので結果として倍率は首都圏と変わりがないかもしれません。長い目で探したほうがいいかと思います。
参加者:移住に向けて準備したほうがいい事はなんでしょうか
和田さん:車は大人ひとり一台必要だと思います。あとは、御代田の中で引越しを経験して分かったんですが、『昔からのお祭りや行事が多い』『移住者が多い』など、御代田のなかでも区(自治会)によって特徴がいろいろとあるので、雰囲気など事前に知ることができればより馴染みやすいかなと思います。
大北さん:私たちの家族は『優先順位を整理する』というのが大切な準備だと思っています。何を解決するために移住するかを家族でしっかり決めておくこと。移住をすれば全てのことが良くなる訳ではないし、車や薪ストーブの薪など都会暮らしでは想像つかなかったコストが発生したりもします。全部を移住前に調べ切ることは不可能なので、一番大事なポイントをきちんと調べるというメリハリが大切かと思います
参加者:大北さんの旦那さまは東京との2地域生活をしているとのことですが、生活はどうでしょうか。子どもと離れて過ごすのは寂しいと思ってしまいます
大北さん:夫はだいたい週の半分が東京という生活です。新幹線通勤、リモートワーク、彼の東京の実家を組み合わせてバランスを取っているようです。土日祝日の休みは御代田なのでそこは家族一緒に過ごしています。確かに一緒の日数は減ったかもしれないですが、感覚としては東京で暮らしていた時よりも密な時間を過ごしていると感じますね。彼が新幹線で軽井沢に帰ってきたら、車で迎えに行ってそのままご飯を食べにいくことにしています。そこが「今週はどうだった」などゆっくり話ができる時間になっています。帰りにトンボの湯に立ち寄ったりもしていますね。
ファシリテーター:お子さんとの時間はどうでしょうか
大北さん:リモートワークの日は彼が保育園の送り迎えや家事をするので、これまでは私しか経験していなかった―――例えば育児で起きるあれこれに対するフラストレーションなどを「こういう事だったのか」と理解してくれるのも嬉しいです。東京にいた頃は出かけるのも「来週の○日に○○に行こう」とかスケジュールをしっかり決めていたのですが、今は急に思いつきで東御や佐久の望月に出かけるなどが自然にできるので良かったなと思っています。御代田にいるときの方が彼も楽しそうですね。
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クラスベッソ西軽井沢のハウジングツーリストは、長野の東信エリアに詳しいスペシャリスト。「自然いっぱいの環境で子育てをしたい」「仕事はそのまま、二拠点居住を考えている」など理想の信州暮らしのイメージから、その人に合った“住まい”をアドバイス。新築づくりのお手伝いをいたします。
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