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御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート2020(後編)

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

クラスベッソ西軽井沢では、移住に関するイベントやツアーを定期的に開催しております。今回は1月26日に銀座NAGANOで開催された【子育て移住が増えている町・長野県御代田町で叶える「ちょうどいい」暮らしの魅力】のなかから、トークセッションの様子の後半をレポート。イベント参加の方より質問をいただくなど、活発な時間になりました

前編はこちらから

町のなかに「区」?
御代田のコミュニティについて

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

ファシリテーター:御代田での地元コミュニティについてお伺いできればと思います。御代田には『区』という自治会があるというのが特徴です。区とはなんでしょうか

和田さん:そうですね、町内会のようなものだと考えれば分かりやすいかと思います。

ファシリテーター:首都圏で暮らすには馴染みのないコミュニティなので、移住前に不安に思う方が多いのがこの『区』についてですね。実際、絶対参加しなくてはいけないとかそういう事はあるんでしょうか。

和田さん:自宅でお店をやっているので、地元の人とのつながりを大切にしたいと思い、区に入っています。今年は、夫が班長を務めています。わたしたちの区も、もちろん加入していない方もいますし、うちも行事に出れない事もあります。行事は子どもだけでなく大人向けのものもあり、お花見やお楽しみ会、運動会などとても楽しいですよ

大北さん:わたしたちは家族全員がフルタイムで働いていることもあり、行事に参加できないと思って区には入っていません。住んでいるのが別荘地で家を空けている人も多い土地柄もあり、そんなに悪目立ちする感じでもないです。

ファシリテーター:ありがとうございます。区によっても様々ですね。あと区で特徴的なのが『ごみの集積所』についてです。家の近くの集積所を使うには区に加入する必要があると聞きましたが、区に入っていない大北さんはどうされているんですか?

大北さん:町内にあるゴミ最終処分場に持ち込みをしています

ファシリテーター:なるほど、ゴミが全く出せなくなる訳ではないんですね。安心しました。区以外だと地域とはどのように付き合っていますか?

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

大北さん:そうですね。ご近所さんとは毎日密接にコミニケーションをとっていると言うよりは適度な距離感ですね。ハチの巣事件でお世話になったりもしました(笑)ほかには、家から徒歩20分ほどにあるカフェのオーナーさんが、娘の成長を家族の一員のように見守ってくれる方で。そんなオーナーさんなので、いろんな子育て世代の人が通っていてそこで情報交換をしたり。そのカフェでは、わたしが英語の絵本の読み聞かせ会をしていたので、そこに来てくださった方と面識ができてつながりが増えています

和田さん:縁もゆかりもない移住だったので、最初はPTA役員に立候補したり子どもを通じてのつながりが多かったです。今はお店をやっている事もありお客様からの広がりがありますね。またお店には移住者の方が多くいらしてくれるので、移住者コミュニティが出来てきてるとも感じます。

2地域居住ってやっぱり大変?
参加者からの質問もいただきました

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

参加者:昨年、浅間山で噴火がありましたが、御代田ではどれくらい粉塵がくるのでしょうか。何か備えたりしていますか?

和田さん:前回の噴火の時は御代田は何もなくて。全く気づかずにお店でお客さんとおしゃべりをしていて、ニュース速報を見た実家から「大丈夫なの?!」と慌てた電話がきて(笑)それで噴火を知ったくらいでした。翌朝、町内放送で状況のアナウンスもあったので安心して過ごしました。

大北さん:御代田はほとんど影響が無いので私も対策はしていないのですが、軽井沢の勤務先だと避難訓練を定期的に行ったりしています。軽井沢で家を建てた知人は、粉塵を払う専用のホウキを備えたり、サンルームまでは作らなかったけどベランダを覆うものは用意したと言っていました。

参加者:いまフルタイムで働いているということですが、転職活動の仕方などを教えていただけますか?

大北さん:インターナショナルスクールの人事部門をしています。人事として他の企業さんとお話をしていると、求人方法はインターネットの求人媒体よりもハローワークや地元情報誌に掲載を出すのが一般的ですね。なのでネットだけではなく、そういう所で探すといいかと思います。求人傾向としては、事務職は少な目ですが応募者も少ないので結果として倍率は首都圏と変わりがないかもしれません。長い目で探したほうがいいかと思います。

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート
小田井の道祖神まつり

参加者:移住に向けて準備したほうがいい事はなんでしょうか

和田さん:車は大人ひとり一台必要だと思います。あとは、御代田の中で引越しを経験して分かったんですが、『昔からのお祭りや行事が多い』『移住者が多い』など、御代田のなかでも区(自治会)によって特徴がいろいろとあるので、雰囲気など事前に知ることができればより馴染みやすいかなと思います。

大北さん:私たちの家族は『優先順位を整理する』というのが大切な準備だと思っています。何を解決するために移住するかを家族でしっかり決めておくこと。移住をすれば全てのことが良くなる訳ではないし、車や薪ストーブの薪など都会暮らしでは想像つかなかったコストが発生したりもします。全部を移住前に調べ切ることは不可能なので、一番大事なポイントをきちんと調べるというメリハリが大切かと思います

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

参加者:大北さんの旦那さまは東京との2地域生活をしているとのことですが、生活はどうでしょうか。子どもと離れて過ごすのは寂しいと思ってしまいます

大北さん:夫はだいたい週の半分が東京という生活です。新幹線通勤、リモートワーク、彼の東京の実家を組み合わせてバランスを取っているようです。土日祝日の休みは御代田なのでそこは家族一緒に過ごしています。確かに一緒の日数は減ったかもしれないですが、感覚としては東京で暮らしていた時よりも密な時間を過ごしていると感じますね。彼が新幹線で軽井沢に帰ってきたら、車で迎えに行ってそのままご飯を食べにいくことにしています。そこが「今週はどうだった」などゆっくり話ができる時間になっています。帰りにトンボの湯に立ち寄ったりもしていますね。

ファシリテーター:お子さんとの時間はどうでしょうか

大北さん:リモートワークの日は彼が保育園の送り迎えや家事をするので、これまでは私しか経験していなかった―――例えば育児で起きるあれこれに対するフラストレーションなどを「こういう事だったのか」と理解してくれるのも嬉しいです。東京にいた頃は出かけるのも「来週の○日に○○に行こう」とかスケジュールをしっかり決めていたのですが、今は急に思いつきで東御や佐久の望月に出かけるなどが自然にできるので良かったなと思っています。御代田にいるときの方が彼も楽しそうですね。

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