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御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート2020(前編)

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

クラスベッソ西軽井沢では、移住に関するイベントやツアーを定期的に開催しております。今回は1月26日に銀座NAGANOで開催された【子育て移住が増えている町・長野県御代田町で叶える「ちょうどいい」暮らしの魅力】のなかから、トークセッションの様子を前後編に分けてレポート。
開催後のアンケートでも「生の声が聞けて良かった」「もっと聞きたかった」と好評だったお二人の御代田暮らしの様子をぜひ感じていただければと思います。

登壇者プロフィール

大北 優美子さん

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート
軽井沢の学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンで人事マネジャーとして勤務。東京の外資系企業で業務プロセス改善などのキャリアを積んだ後、第1子の育休からの復職を機に、UWC ISAK Japanに転職。
福岡生まれ、(幼少期はUSA)大学からは東京。現職は転職前からボランティア活動を行っていた縁もあり、子育てとキャリアの両立環境として御代田移住を決断。信州の美食と車生活によりなかなか産後ダイエットが始まらないのが悩み。

和田 真弓さん

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート
2016年に神奈川県横浜市より移住。こだわりのコーヒーやホットドッグ、ご主人が手掛けたワインなどが揃う『cafe & bar green room』を御代田町にオープン。地元の人が集まるお店を目指し、ライブやイベントなども積極的に行っている。高1、中2、小4の子育て中でもある。

ファシリテーター:それではまず、移住をしようと思ったきっかけを教えてください

大北さん:やはり子どもが生まれた事です。それまでは渋谷区に住んでいたのですが、保育園に落ちたんですね。それで仕事復帰を1年遅らせるか、保育園に入れる場所に引っ越すかなど、生活スタイルを考え直すポイントが色々出てきて。自分たちらしい暮らしを探すうちに御代田にたどり着きました。すごく私たちにマッチした町を見つけられたので、楽しく暮らしています

ファシリテーター:実は、最初は軽井沢町への移住を検討していたんですよね

大北さん:そうなんです。もともと軽井沢が好きだったので。でも、暮らすとなると結構湿気の多い気候ということや、家を建てる際の制限の厳しさも気になりました。それに軽井沢は夏はとても渋滞するので、それに合わせて生活サイクルを変えなくてはいけない事もありますし。御代田は、日照時間が長い気候ということや、保育園事情も魅力的でした

ファシリテーター:実際の御代田での暮らしはどうでしょうか

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

大北さん:本当に「ちょうどいい」に尽きます。車で20分も走ればいろんなところに行けるアクセスの良さもいいですし、夫は新幹線通勤とリモートワークで変わらず東京の仕事をしていますが、無理なく働けているようです。自分たちにとって理にかなった場所だと感じています。

ファシリテーター:困った事などはありませんでしたか?

大北さん:最初に迎えた夏の”虫の多さ”には困りましたね。毎日怯えていました(笑)でも、冬になってヤツらがすっかり居なくなって「あ、こういうサイクルなんだ」ってホッとしたり。今は危害を加える虫がどうかが判断できるので随分違います。

ファシリテーター:家にハチの巣が出来たこともあったんですよね

大北さん:もう、この世の終わりかと思いました(笑)どうしていいか分からなくて最初は警察に電話しようかと思ったんです。そしたら近所の人が見かねて、ハチの巣ジェットで2秒くらいで倒してくれて。「これでいいんだ!」という出来事がありました。知らないから恐怖だけど、知れば大丈夫なんですよね。

ファシリテーター:(笑)ありがとうございます。暮らしが具体的にイメージできたかと思います。では、和田さんが御代田を選んだ理由は何だったんでしょう

和田さん:主人がワイナリーに転職することになって、横浜から長野への移住が決まりました。はじめは職場に近いエリアで家探しをしていたのですが、ちょうど長男が中学生という多感な時期だったので、心配でいろいろな学校を見学したんです。そこで見た御代田の中学に通う子どもたちの雰囲気がとても良くて。それが最終的な決め手になりました。

ファシリテーター:そうだったんですね。移住して4年ということですが、毎日の暮らしはどうでしょうか

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

和田さん:冬の暮らしが意外に楽しいです。わたし、ものすごく寒がりなんですよ。移住してすぐは賃貸に住んでいたんですが、カーテンが窓に凍り付いて開けられないくらいに寒くて「とんでもないところに来ちゃった」と正直思っていたんですが(笑)家を建ててからは、とても快適に過ごせると言うことがわかりました。窓からの景色も木々が樹氷のようにキラキラしていたり、横浜では絶対見れなかったものが見られて、とてもいいなと思います。

ファシリテーター:今では、四季のなかで冬が好きということですか?

和田さん:はい、暖かい家の中なら(笑)あとは、子どもとの冬の遊びですね。学校からスキーの割引券をいただいたり、スキー場によっては小学生が無料になる日があって。昼くらいから「ちょっと行こうか」と気軽にスキーに行ったりしています

ファシリテーター:自宅ではどうでしょう?雪遊びをしたりとか

和田さん:雪は意外と少なくて。でも時々積もるんですけれど。その時は庭じゅうから雪を集めて、子どもが入れるくらいのミニかまくらを作ったりしています。

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

大北さん:子どもが遊んで集めた小枝があるので、それで庭で焚火をしたりとか。枝にマシュマロをさして焼いてビスケットに挟んで食べるのが娘のお気に入りで。そういう遊びを気軽にやってます。

ファシリテーター:薪ストーブで料理をしたりもするんですよね

大北さん:そうですね。薪ストーブの上にスープ鍋をかけて中でピザを焼いたり。そうすると薪の香りがほのかについて、スーパーで買ったピザ生地でもとても美味しくなります(笑)わたしも「寒いのはちょっと」と思っていたのですが、冬の方が楽しいことが多くなってきましたね。

首都圏とはここが違う
御代田の子育ての特徴

御代田移住のリアルトーク。移住の先輩に聞くトークセッションレポート

ファシリテーター:御代田での子育てについてお聞きしたいと思います。

大北さん:そうですね。御代田は多子家庭が多いということもあって、町の雰囲気として子どもがいて当たり前というか、とても寛容だと思います

ファシリテーター:どんな時に感じますか?

大北さん:例えば娘が2歳だからどうしてもスーパーで通路を塞いでしまうようなこともあって。そんな時に「ちょっと通るね」とかちょうどいい距離感で声をかけてくれて、それで娘も気づいたりとか。抱っこしてレジで清算をしていたら、レジの人がさっと袋に詰めてくださったりとか。とにかく余裕があるなと感じます。東京に住んでいた時はどこに行くにも周到に準備して、人との距離感を見て、子どもの一挙手一投足に気を配るようなところがあったんですけど、自分自身も子供に対して寛容になったなと思います。

ファシリテーター:ありがとうございます。和田さんは小・中・高のお子さんの子育て中です、御代田の子育ての特徴をどう感じていますか?

移住イベントトークセッション

和田さん:学校がそれぞれ遠いと言うところが特徴ですね(笑)自宅から小学校まで約2.5キロ。中学校が2キロほどあります。高校にはしなの鉄道を使って通学しているのですが、駅まで歩いて30分の距離も「走れば10分だよ」って毎日走ったり。もちろん本人たちには何も苦痛に思っていないです。

ファシリテーター:強いお子さんに育ちそうですね

和田さん:10キロを普通に走ってしまったりします(笑)しなの鉄道は1時間に2本ほどなので、朝乗り遅れると30分電車がこない。そんな時に10キロ先の高校まで走って通学しているようです。だから逆にこちら側の常識のようなものが変わるというか、なるように育つなと感じています。

ファシリテーター:すごいですね。困った事などありませんか

和田さん:そうですね。バスや電車など交通機関が多くないので、子どもの部活などで送迎が発生します。中学生になってまで手がかかるなとは思っていましたが、送迎の時間に会話が出来るのでいい面もありますね。

ファシリテーター:移住のお客さまからよく聞く話でもありますね。送迎時間の会話から、お子さん側にも「親と話す習慣」がつくみたいです。親との会話って成長に伴い減っていくイメージですけど、送迎の時期が過ぎても日常的に学校の様子などを親に話すようになるそうですよ
 
(後半に続く)

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