移住生活を１泊２日で「お試し」！御代田町移住ツアー2018レポート（前編）

泊まれる住宅展示場・クラスベッソ西軽井沢では、長野県への移住支援として定期的にトークイベントや移住ツアーを開催しています。軽井沢町と佐久市のちょうど中間に位置する「御代田町（みよたまち）」は、軽井沢の“華やかさ”と佐久の“便利さ”のいいとこどりができる、ちょうどいい暮らしができる町。長野県のなかでも数少ない「人口が増えている市区町村」のひとつとしても知られています。御代田町主催、クラスベッソ西軽井沢・タウナー不動産軽井沢共催で、冬の御代田暮らしを体験できる移住体験ツアーを2月24日に開催。首都圏から6組のご家族を迎え、リアルな御代田町の移住情報を知っていただきました。このレポートでは３回にわたり、「御代田町への移住は？」「子育て環境は？」「新幹線通勤は？」など移住に関する「？」にお答えしていきます。

生活に“ちょうどいい”。車で20分圏内にある佐久エリア

ツアーは北陸新幹線「佐久平」駅からスタート。御代田町の南に隣接する佐久市は、人口約10万人の地方都市。新幹線開通とともに駅周辺で商業的発展をしてきたという経緯があり、ショッピングモールや家電量販店をはじめ郊外型のショッピング施設が充実。ショッピングモール増床予定の話も聞こえてくるなど、これからも東信エリアの地域商業の中心を担っていくとも言われています。御代田町からは車で20分圏内という近さもあり、町民の“すこし大きな買い物”に行くエリアとして定着しています。軽井沢エリアとの違いは、こういった大きな商業施設へのアクセスのしやすさだとも言えます。

軽井沢駅も佐久平駅もどっちも使える！新幹線通勤

御代田町から東京方面へ新幹線通勤をする場合、２つのルートがあります
・御代田駅からしなの鉄道に乗り、「軽井沢駅」から新幹線に乗車
・マイカーで「佐久平駅」へ。駐車場に車を置いて新幹線乗車
軽井沢-佐久平の乗車時間は8分、運賃差額もたったの430円（なんと新幹線料金の差額は0円！）。しなの鉄道の時刻表が合わない人は「佐久平駅」から乗車を選んでいることも多いようです。
ちなみに、佐久平駅前の駐車場相場は6,000～10,000円/月ほど。御代田駅-軽井沢駅（しなの鉄道）の定期代は11,110円/月。確かにどちらの駅を選んでも大きな差はなさそうです。

トランプ大統領にも振舞われた
“プレミアムワイン”を生んだワイナリー

ツアーは御代田町の西隣、小諸市へ。「マンズワイン小諸ワイナリー」へ向かいます。
小諸ワイナリーは、マンズワインのなかでも国産プレミアムワインである「ソラリス」シリーズのみを生産。小諸・東御・佐久エリアは降雨量の少なさや晴天率の高さなどブドウ栽培に適した気候ということで、近年ワイン造りの地として注目されています。川俣工場長にセラーやタンクなどを案内いただき、最後にワインをテイスティング。国内外のワインコンクールで数々の受賞歴をもち、トランプ大統領来日時の夕食会でも提供されたというソラリスはさすがの美味しさ。スタッフも思わず購入してしまいました。

６年をかけて御代田で出会えた“理想の場所”
家族のこだわりがつまったカフェ

ランチは先輩移住者が営む素敵なカフェ「Gallery Cafe ならの木」さんで。
こちらでは、自家焙煎のコーヒーをはじめとしたカフェメニューに加え、室内には3Dシャドーボックスの作品が並び、JAZZなどのライブも盛ん。アートや本・音楽を楽しめる場所として観光客だけでなく近所の人にも親しまれています。

森にたたずむ隠れ家のようなロケーションは、カフェをオープンするにあたり夫婦でこだわり抜いたポイント。それまで福岡から6年をかけて軽井沢でカフェ物件を探していたのですが、たまたま宿泊したペンション近くのこの土地と“運命的”に出会い、御代田町への移住を決めたそう。

「ならの木」さんが建つのは、軽井沢の追分エリアからほど近くにある御代田町のなかでも閑静な別荘地。木立に囲まれた雰囲気のよさと住みやすさに加えて、軽井沢に比べると土地の価格が抑えられていることもあり、軽井沢移住を考えている人の定住先としてニーズが高まっているエリアです。

ランチのあとは、作品を見学したり移住についての質問など、皆さん思い思いの時間を過ごされました。この後は、「子育て」をテーマに御代田の街なかを巡っていきます